
酒さ(しゅさ)とは、主に中高年の顔面に赤みが生じる原因不明の慢性炎症性疾患です。
特に40代以降の女性に多くみられ、慢性的に顔の赤みが引かない、顔がほてる、ヒリヒリ刺激感を感じる、ニキビのような赤いぶつぶつができる
などの症状がみられます。

更年期のホットフラッシュと合併し、なかなか治りづらい場合もあります。
原因は一つではなく、遺伝的な素因とともに、環境要因、加齢に伴う変化など複数の要因が関与していると言われています。
【増悪因子】
紫外線、温熱、乾燥、香辛料の強い食事、飲酒など
【酒さのスキンケアのポイント】
1日2回 優しい洗顔料で洗顔し、余分な皮脂や汚れを落とす。
紫外線を避ける。低刺激の日焼け止めを使用する。
メイクは最小限のものとする
現在酒さに保険適用の塗り薬としてロゼックスゲルがあります。
特に「丘疹膿疱型酒さ」にはガイドラインで推奨度Aであり、強く推奨されています。
「紅斑毛細血管拡張型酒さ」にはやや効きにくいですが、有効なケースもあります。
1日2回、洗顔後に赤いところに塗布します。
ロゼックスゲルの副作用) 刺激感、かゆみ、乾燥など
禁忌)脳や脊髄の病気のある方、妊娠3か月以内の方、この薬のアレルギーがある方
※授乳中の方も授乳しないことが望ましいとされています。
当院では塗り薬と一緒に漢方薬の併用や抗炎症作用のある抗生剤の内服を併用する場合もあります。
酒さの治療はすぐに治るものではないので、根気よく続ける必要があります。
顔の赤みが気になる方、長年お悩みの方など、お気軽にご相談ください。






