
ボトックスと聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
なんとなく怖い、不自然な表情になりそうで不安、やり始めたらやめられなくなりそう・・など
初めて受けようかと検討中の方はご不安があると思います。

ボトックス(ボツリヌス治療)とは天然のたんぱく質の一種であるボツリヌスを注射し、シワの原因となる表情筋をリラックスさせることでシワを改善する治療法です。
当院は厚生労働省に承認され、日本の基準での有効性、安全性が評価されている米国アラガン社のボトックスビスタのみを使用しています。
ボトックスはボツリヌス菌から作られますが製剤の有効成分は菌ではないため、体内で増殖するようなことはありませんのでご安心ください。
ボトックスが適応となるのは主に3つです。
①筋肉の動きによってできる「表情ジワ」の改善
②咬筋の力を弱めることで「食いしばり」(いわゆるエラ張り)の改善 (エラボトックス)
③脇汗を抑える (脇ボトックス)
①表情ジワのボトックス
代表的なものは眉間の縦ジワ、おでこの横しわ、目じりの笑いジワです。
眉をひそめる癖のある人、目が悪くて目を細めて見る人、眼瞼下垂が出てきて、おでこの筋肉で目を開ける人、よく笑う人など
その人によって目立つシワは異なります。気になる表情ジワがある場合、徐々に確実に深くなりますので早めにご相談ください。
②エラボトックス
寝ている間に奥歯で食いしばる癖のある人は咬筋が発達しています。
そのため奥歯が欠けたとか、朝起きると顎が付かれている、咬筋が発達してきてエラが張っているのが気になるなどのご相談があります。
歯が欠けるほどの人は、歯医者さんでエラボトックスをオススメされる場合もあるようです。
③脇ボトックス
これからの季節に多い脇汗のお悩み。
脇汗が多いと、服に汗ジミが付く、グレーの洋服を着られない、脇汗パッドが欠かせない、ニオイが気になるなど日常生活に支障が出ます。
ボトックスは神経終末からのアセチルコリンの放出を抑える働きがあります。
ボトックスを脇に細かく打つ事で、汗腺に汗を出す「指令」であるアセチルコリンが到達しないので、汗が減るという仕組みです。
効果は4か月から6か月ほどです。
汗の量が減るとニオイも軽減されますよ。
※現在脇ボトックスは当院ではアラガン社のボトックスビスタを使用していますので自費診療になります。
ボトックス治療は必ず3-4か月で効果が消失します。ヒアルロン酸のように長期に体内に残存するわけではありません。
【起こりうる副作用】
頭痛、悪心、眼瞼下垂、眉毛下垂、眉毛挙上、注射部位の痛み、内出血、赤み、皮膚のチクチク感など
脇ボトックスは代償性発汗
【ボトックス治療を受けられない方】
- 全身性の筋肉の病気(ALS、重症筋無力症、ランバートイートン症候群)
- 妊娠中 授乳中の方
- 妊娠予定の方(ボトックスは投与後2回の月経を経るまでは避妊する必要があります。男性は少なくとも3か月避妊してください。)
- 過去にボツリヌス治療でアレルギーを経験した方
- 使用中の薬剤がある方(抗生剤、筋弛緩剤、精神安定剤など)
- 喘息など慢性呼吸器疾患や緑内障のある方
最近は男性からのご相談も増えています。
お気軽にご相談ください。






