やけどに注意|瑞穂ゆかり皮ふ科クリニック|瑞穂区の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

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やけどに注意|瑞穂ゆかり皮ふ科クリニック|瑞穂区の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

これから寒くなってくると増えてくるのがやけどです。

やけどは正式には「熱傷」と言います。小さなお子様は思わぬ家庭内の事故でやけどをしてしまいますので注意が必要です。

◇食事中にお味噌汁やラーメンがこぼれた

◇炊飯器の蒸気に触れてしまった

◇電気ケトルのコードに引っ掛かって倒してしまった

◇食洗器から噴き出す蒸気に触れてしまった

◇ヘアアイロンを握ってしまった

◇魚焼きグリルの窓を触ってしまった

など様々なケースがあります。

冬になるとストーブに触れたり湯たんぽで低温やけどをする事故も増えます。

 

やけどをした時にまずすることは「冷やす」ことです。

なるべく流水で10分ほど冷やしましょう。最初の冷却次第でその後のやけどの重症度が変わってきます。

小さなお子様で服の上から熱湯をかぶってしまった場合などは無理に脱がさずにそのままシャワーで服の上から冷却する方法もあります。※ただし、長時間冷却すると低体温になり意識障害や不整脈を起こすことがあるので過冷却にも注意が必要です。(日本熱傷学会より)

広範囲のやけどの場合は冷却しながら迷わず救急車を呼んでください!!!

やけどをしたら早めに医療機関を受診して、深さや重症度を判定し適切な治療を受けるのが良いと思います。局所的な火傷の場合は(手のひら1~2枚分程度まで)はクリニックで対応可能ですが、やけどの深さや年齢、基礎疾患、部位などによっては大きい病院へご紹介させていただく場合もあります。

やけどは深いと瘢痕やケロイドになる場合もありますし、浅くても色素沈着がしばらく残る場合があります。小さなお子様や高齢者のいるご家庭ではなるべくやけどをさせないように環境を整え注意していきましょう。